白百合ナイトとシラユリスト — ファンと一緒に酒をつくる、石垣島の小さな蔵の共創
石垣島の泡盛蔵・池原酒造には、ファンの呼び名があります。「シラユリスト」。蔵元・池原優の言葉を借りれば、ただ買ってくれる人ではなく、イベントに来たり、商品づくりを応援したり、蔵の変化を一緒に見てくれる仲間のことです。
参加に特別な資格はありません。白百合を飲んで、イベントやSNS、蔵訪問を通して関わる——それだけで、この小さな蔵の共創の輪に入れます。この記事は、その輪の中で何が起きているかの案内図です。
白百合ナイト — 酒×音楽×食
共創の中心にあるのが、酒×音楽×食の総合イベント「白百合ナイト」です。ファンやミュージシャンと一緒に場をつくる、蔵のコミュニティの核になっています。
イベントは白百合ナイトのほかにも、百貨店催事、地域イベント、コラボ企画などを不定期に開催。泡盛と料理のペアリングや、限定酒の先行試飲・販売イベントも人気です。募集は公式サイト・SNS・店頭案内で行われ、予約・事前申込制のものもあります。日程は公式サイトから問い合わせられます。
クラウドファンディングから受賞酒が生まれた
共創は、イベントにとどまりません。新商品「Shirayuri Inui」はクラウドファンディングで開発されました。蔵元いわく、資金集めだけではなく、まだ形のない商品を一緒につくる仲間を増やすために選んだ方法。ファンや株主とともに商品開発や資金調達を共創で行うことが一番大切だ、という考え方です。
その一本は2021年、SFWSC(サンフランシスコ・ワールド・スピリッツ・コンペティション)でダブルゴールド&ベストオブクラス賞を受賞しました。泡盛史上初のことです。ファンと一緒につくった酒が、世界のコンペで頂点に立った——共創がこの蔵の飾り言葉ではないことの、いちばん分かりやすい証拠です。
コラボレーションの相手も広がっています。地ビール、チョコレート、ラベルデザイン、ホテル。小さな蔵だからこそ、組む相手ごとに違う顔を見せられます。
仕込み買い — 味とラベルと物語を一緒につくる
もう一歩深く関わりたい人には「仕込み買い」があります。依頼主と仕込み段階から話し合って、味やラベル、そして物語を一緒につくる取り組みです。詳細は蔵への問い合わせが必要です。
ファンから届く声は「昔のクセが恋しい」から「今が一番おいしい」まで幅広い——と蔵元は言います。守るだけでなく進化する伝統を、ファンが一緒に見届けている証拠です。「会いに来ました」と言われたら? 蔵元の答えはこうです。酒を褒めてもらうのとはまた違ううれしさがある。次は季節を変えて、仕込みの空気が違う時にも来てください。
旅の前から、輪に入る
この蔵には、蔵元本人が公認したオンラインの相談窓口があります。イベントのことも、白百合の選び方も、石垣島のことも、旅の前から聞いておけます。AIによる応答であることを明示したうえで、内容は本人の一次情報がもとになっています。無料です。シラユリストへの入口としても、どうぞ。
よくある質問
シラユリストとは何ですか?
白百合(池原酒造)のファンの呼び名です。イベント参加や商品づくりの応援など、蔵の変化を一緒に見てくれる仲間を指します。参加に特別な資格はありません。
白百合ナイトとはどんなイベントですか?
酒×音楽×食の総合イベントです。ファンやミュージシャンと共創コミュニティを形成しています。日程や過去の様子は公式サイトから問い合わせられます。
イベントにはどうやって参加できますか?
公式サイト、SNS、店頭案内で募集しています。予約・事前申込制のイベントもあり、定員や参加費はイベントごとに異なります。
仕込み買いとは何ですか?
依頼主と仕込み段階から話し合い、味やラベル、物語を一緒につくる取り組みです。詳細は蔵へお問い合わせください。